Notes C API を C++/CLI から使う方法を書いたものがインターネット上に見当たらなかったので書いてみました。
以下の設定はVisual Studio 2005 Standard Edition (英語バージョン)を使っています。
- New Projectからプロジェクトを作成したあと、[Project] – [Properties]からプロパティを開きます。
- 左のナビゲーションから [Configuration Properties] – [General] を開く。Dynamic Library(.dll) と Common Language Runtime Support (/clr) を設定。
- プロパティから [C/C++] – [General]を開きます。[Additional Include Directories]に Notes C API include folderを追加。
- [C/C++] – [Peprocessor]を開きます。[Preprocessor Definitions]に W32;WIN32 を追加。
- [C/C++] – [Code Generation]を開きます。[Runtime Library]からMulti-threaded DLL (/MD)を選択。
- [Linker] – [General]を開きます。[Additional Include Directories]にC Notes API Libraryを追加。
- [Linker] – [Input]を開きます。[Additional Dependencies]にnotes.lib を追加。
必要であればnotes.libを相対パスで指定します。(例)notesapilibmswin32notes.lib
以上です。
Notes C APIを快適なC++/CLIのプログラミングでラッピングしてしまうことで、他のプログラム(C#やJava)とのインテグレーションが容易になると思います。
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